ナディア動物クリニックは岡山倉敷を中心に、動物の一般内科、外科、眼科を行なっております。

涼しくなってきました。体力の低下している、高齢のワンちゃんネコちゃんの場合、体が冷えてしまい体調が悪くなることがあります。
ワンちゃんネコちゃん共に直腸温が37.7℃を下回ると危険です。
病院では診察の際に体温測定をおこなっておりますので、参考にしてください。

朝晩涼しくなりましたね♡皆様いかがお過ごしでしょうか？

例年より寒い？と感じるのは私だけでしょうか？

涼しくなると、私たちにとっては過ごしやすいですが、高齢や持病のあるワンちゃんネコちゃんにとってはこれからが辛い季節の始まりです！！

なぜかと言うと、このこたちは体温調整が難しく、寒さが直接体温低下に繋がるからです。。

まずは、涼しいなー？もしかしたら寒い？と感じる前に暖房対策をオススメします。

ポイントはお部屋全体を暖める事です！そして動物達の生活位置が低いと言う事を意識してください。時々お部屋は暖かいけど、低い場所は寒い！！と言う事があるので、ご注意下さいね。

それでは！季節の変わり目ですので、皆様体調にはお気をつけて、ご自愛くださいね♡

最後に院内ネコちゃん♡ひかりちゃんのお昼の一コマです↓

久しぶりの更新になりました！

最近はだいぶ涼しくなってきて、過ごしやすくなってきましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は猫ちゃんの病気について書かせていただきます。
知っている方も多いかと思いますが、猫ちゃんは高齢になると腎臓が悪くなってくることが多い動物です。

腎臓では、身体の中のいらなくなったもの(老廃物)を身体の外に出すために、血液から尿を作っています
腎臓が悪くなってくると、うまくおしっこが作れなくなり身体に老廃物が溜まってきてしまいます。
そうなると、気持ちが悪くなって食欲が落ちてきたり、吐くことが増えてきたりします。

腎臓は一度壊れてしまうと、元通りに再生しない臓器です。
そのため、早めに気付いてあげて、まだ腎臓の機能が残っているうちに腎臓を保護してあげる必要があります。

年を取ってきた猫ちゃんにこんな症状はありませんか?

・水を飲む量が多くなってきている。またはあまり飲まない
・食欲が落ちてきている
・吐く回数が増えてきている
・便秘気味になってきている
・元気がない
・体重が落ちてきている
・皮膚にハリがなくなってきている
・口からアンモニア臭がする

こんな症状が出てきたら、腎臓が悪くなってきているサインかもしれません。
もちろん、腎臓が悪い以外でもこんな症状が出ることはありますので、その時は病院で診察が必要になります。

早く気付いてあげることで、より元気に長生きをさせてあげたいですね。


これからは朝方寒く、昼間暖かい日が来ると思いますが、気温の変化で体調を壊さないようにお気をつけください。

獣医師　小松

写真は、涼しくなって散歩が気持ち良いボンチエールくんです！